12/15(火) 可笑しな記事。

*可笑しな記事の前に、普天間の記事を。
鳩山さんは、普天間移設問題の先送りを決めました。
少し前のブログで、県民の皆さんへのクリスマスプレゼント、お年玉になって欲しいと書きましたが、当分お預けになりました。
少し残念ですが必ずや良き知らせがあると信じて、暫く待ちましょう。
それにしても自民党 「国を誤る決定」だとか「日米関係悪化する」だの喧しいことだ。
「解決に新しい一歩」=普天間問題で宜野湾市長
12月15日13時10分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091215-00000066-jij-pol
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で政府が結論を先送りする方針を決めたことを受け、宜野湾市の伊波洋一市長は15日、同市役所で記者会見し、「13年間停滞してきた普天間基地問題の解決に新しい一歩を踏み出すものと期待している」と歓迎する意向を示した。
伊波市長は、キャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)への新基地建設に県民が反対していることを指摘。「そのことを鳩山政権が理解し、新たな移設先の検討を含めた作業をしていく方針を示したことは評価している」と述べた。
移設先については「本当に国内に海兵隊の居場所を造る必要があるのか検証する必要がある。わたしは必要ないと思っている」と強調。「早めに結論を出して米国との協議に進んでほしい」と求めた。
普天間先送り政府方針、自民「国を誤る決定」
12月15日13時54分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091215-00000643-yom-pol
政府が15日、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題に関し、移設先の結論を来年に先送りする政府方針を決定したことに対し、自民党からは、「無責任だ」との批判が相次いだ。
石破政調会長は同日、党本部で記者団に「みんなにいい顔をして問題を先送りにするという無定見、無責任で国を誤る容認できない決定だ」と厳しく批判した。2010年度予算案に移設関連経費を計上するとした点については、「米国に対するアリバイ作りだ。どうなるか分からないのに、予算計上することは問われてしかるべきだ」と述べ、来年の通常国会での予算案審議で追及する考えを示した。
また、田野瀬総務会長は同日の記者会見で、「国家間の約束事をいとも簡単に破棄し、日米同盟にとって重大な懸案になった」と述べ、日米関係悪化は避けられないとの見通しを示した。
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◇ さて、可笑しな記事。
天皇と習近平中国副主席の会見は終わりました。
突然、嵐のように吹き荒れた、政府と小沢氏へのバッシング。
これで収束するかどうかは、ネガキャン好きのメディア次第になった。
しかし、なんですなあ。
次期主席候補のNO2が来日中なのに、無闇に騒ぎ立てるのも、少しばかり行儀が悪い。
*これは組織票の臭いがする。
宮内庁にメール1000件超
12月15日13時51分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091215-00000076-jij-pol
天皇陛下と中国の国家副主席との会見が特例的に設定されたことについて、宮内庁には15日までに、1000件を超えるメールが寄せられた。同庁によると、おおむね「天皇の政治利用」に対する懸念を表明した羽毛田信吾同庁長官を支持する内容という。
*** 産経と言う可笑しな新聞社がある。
ネタにし易いのでちょくちょく利用してます。
次の記事も面白いので使用しました。
外交筋 「民主党側は、まるで中国の走狗(そうく)となった」
宮内庁幹部 「官房長官から内閣府の外局である宮内庁の長官へという指揮命令系統を使ったということは、実質的に陛下に直接指示するのと同じだ」
外務省幹部 「亡国政権。小沢氏の意向が背後にあるのだろう」
そして、外交当局が、ときの政権を「中国の走狗」「亡国政権」とまで形容するのは極めて異例だ。と、締めている。
陛下・中国副主席 会見問題 「亡国」「陛下に指示と同じ」
12月15日7時57分配信 産経新聞
■外務省・宮内庁、懸念強める
民主党の小沢一郎幹事長は14日の記者会見で、羽毛田信吾宮内庁長官に辞任を迫るという激しい反発をみせた。宮内庁だけでなく、外務省にも今回の決定への強い懸念が広がる中で小沢氏が、異論を封じ込めようと、強気の姿勢を示したようだ。
複数の日中関係筋の証言によると、鳩山政権は、中国側の度重なる申し入れに逡巡(しゅんじゅん)し、それでも抵抗できなかった。こうした対応に外務省関係者からは「外交では筋を通してほしい」、宮内庁幹部からも「問題を安易に考えている」と強い批判が出てきた。
実は、政府は11月30日、正式に中国側に「会見は無理」と通告した。「1カ月ルール」と、75歳と高齢の陛下のご健康が万全とまではいえないことが理由だった。
ところが、駐日大使館を中心とする中国側の巻き返しが始まる。政府・民主党だけでなく、野党・自民党の中曽根康弘元首相ら中国とパイプの太い政治家らにも「なりふり構わず」(外交筋)働きかけた。
「日本が一度断れば、中国が必死に動いてくることは分かっていたことだ。なのに、鳩山政権は中国側の動きに動揺してしまった」
別の外交筋はこう解説する。「中曽根氏ら自民党の政治家は、われわれが『ルール破りはダメです』と説明したら理解してくれたが、民主党側は、まるで中国の走狗(そうく)となった」
◆異例の政権批判
平野博文官房長官は12月9日、首相官邸を訪ねて重ねて会見実現を求めた中国の崔天凱大使に「陛下の体もあって大変厳しい」と明言を避けていた。だが、翌10日には小沢氏ら民主党議員143人の訪中団出発が控えており、結局、同日中に宮内庁長官に2回目となる指示を出し、宮内庁を押し切った。
「官房長官から内閣府の外局である宮内庁の長官へという指揮命令系統を使ったということは、実質的に陛下に直接指示するのと同じだ」
宮内庁幹部はこう指摘する。また外務省幹部の一人は、一連の政府・民主党の動きをこう言い切った。
「亡国政権。小沢氏の意向が背後にあるのだろう」
外交当局が、ときの政権を「中国の走狗」「亡国政権」とまで形容するのは極めて異例だ。
一方、政府筋は14日、「前政権のルールは知らないし、報道に違和感を持っている」と語った。陛下の政治利用の重大性や外交の継続性は見えなくなっているようだ。(阿比留瑠比)
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*坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。
産経は兎に角、小沢、鳩山のすべてが気に食わない。
二人が主導する民主党も政権も、何もかも嫌い、憎い憎いと念じながら連日、バッシング記事を大量に流している新聞屋です。
哀れと言えば哀れな新聞屋ですが、誰かさん(知りませんが)のために健気に働いている新聞社とも言える。
産経が言う外交筋は.「民主は中国の走狗」だと言う。
同じ伝で返す.「産経は、自民の走狗、官僚の走狗、米国の走狗」で.あると。
また、外務省の幹部は.「亡国政権。小沢氏の意向が背後にあるのだろう」と言う。
同じ伝でかえすと.「産経は亡国の徒が集う新聞屋。自民・官僚、米国の意向が背後にあるのだろう」と.なる。
◇ 政権交代して本当に良かったと思う。
小沢も鳩山も米中等距離外交を以前から唱えてきた。
平和憲法を頂く日本は、米国と対等に付き合い、何時か駐留なき安保を結ぶ。中国と友好を深めれば東アジアが安定し、経済も伸びる。
しかし.産経も含めてマスメディアは堕落してしまった。メディアは、何が何でも親米一辺倒で行きたいようだ。
自民を応援したいが、自民は再生への目処が立たない。着々と再生の布石を打っているなら記事にして応援したいが何にもない。仕方ないので、自民幹部から発せられる民主の悪口を記事にするしかない。
毎日、可笑しな報道を続けていると、メディアは読者を減らし、自民の支持率は下がる。
メディアと自民のデフレスパイラル。早く民意を大切にした報道をし、政策を掲げないと悪循環に陥って、抜け出せなくなる。
政権交代して本当に良かった。
自公のままだったら国民には.外見を繕って見せ、中身は伏せられたままだったろう。
メディアも喧しいし、新政権も.まどろこしいですがやっと希望へ踏み出したところです。
外野に振り回されず参りましょう。
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たった今、「晴天とら日和」さんから特ダネが届きました。
「政治利用」という批判について、前原国土交通大臣は「今回の面会は、官邸に元総理大臣から要請があったものだ」と述べ、そもそも自民党側からの要望で実現したという見方を示しました。
とらちゃん.のTBを是非御覧下さい。
とらちゃん。「晴天とら日和」 ▼こちらからもどうぞ。
http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/51476989.html
「雑感さん」.も.同様の記事を載せています。▼
http://udonenogure.iza.ne.jp/blog/entry/1369111/

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