ホトトギス-三者三様 or一様?

 何とかしましょう。


「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」 信長

「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」 秀吉

「鳴かぬなら鳴くまでまとうホトトギス」 家康

日本史上最も有名な三人の性格を詠んだ,この川柳は広く膾炙されています。
先見の明、分析、決断力はもとより、統率力、実行力など、すべてにおいて群を抜く三人は何れも強烈な個性の持ち主だったのでしょう。

尤も、川柳は三人の一面だけを詠んだもので、実際は、良き父親、良き夫であり、部下思いの上司だったかも知れない…。何れにしても強烈な個性なしには大事業は成し得なかったでしょう。

この三人に比肩する戦略家・政治家が現日本の政治家・官僚にはいないのが残念ですが。

さて、ホトトギスを庶民に置き換えて見ますと、この三つの句は表現は兎も角、庶民操作の技術として通底しています。

殺してしまえ、は,凄い表現ですが、生かさず殺さずと言い換えれば現在も通用する。
鳴かせて見せよう、は,利権と既得権網を張巡らせる強引策でしょう。
鳴くまでまとう、は,大小様々な既得権者が増えれば、周りの人々も引き摺られて、鳴かざるを得なくなる、と言う戦略でしょう。

日本は戦後一貫して一党が「アメとムチ」で政治を独占してきました。可笑しいと感じる国民も多くいましたが、政権側の恫喝と懐柔作戦に鳴かされた人々がそれ以上に多く、今に至っています。野党と野党応援団の庶民は、堅牢な政権の戦術に歯が立ちませんでした。

鳴くまで待とう作戦は、野党の社民・共産は律儀に貫いていますが、鳴かせて見せよう、という迫力に欠けているようです。政治も経済も生き物です。生き物である以上利害を選択します。野党の中で違いをを際立たせるののも良いですが、積年の一党独占を終焉させるべく野党共闘して欲しい。

さてさて、ホトトギスを私たちに置き換えましたので、鳴かせては→泣かせてと替えるのが適当でしょう。

昨年、野党が参院選に勝利し、国民の多くが変化の兆しを感じました。
が、現状はその頃の勢いが見られません。確かに解散権は福田氏が持っていますし、メディアも自公よりの報道をしていますが、この壁を突き破らない限り政権は奪えません。
景気が悪くなればなるほど、現政権の張巡らした利権網が奏効します。
金(予算)を操作できるのは現政府だからです。
鳴く人も、泣かされる人も、彼等の裁量次第です。
「アメとムチ」は露骨になり、庶民は泣く泣く、鳴かされるのです。参院選敗退後の与党はより露骨になってます。

こうして戦後長きに亘って君臨してきた政権です。倒したいならそれなりの覚悟が要ります。
今直ぐ選挙なら野党が勝利するでしょうが、延びれば延びるほど勝利は遠のきます。
国民はエンジンを回転させています。唯、今はアイドリング状態で待機しているのです。
野党、特に民主が自民を真似てパフォーマンスに終始すれば、国民はエンジンを切るか、バックギアを入れるだろう。

暫定廃止、特定財源を一般へ。勝手に流用している色んな税を正せ、と言う庶民の声を汲むのは、ポピュリズムではない。10年59兆、100年安心で庶民の歓心を煽る、ことこそがポピュリズムである。

「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」 信長

「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」 秀吉

「鳴かぬなら鳴くまでまとうホトトギス」 家康

現政権の60年に亘る政治が、今我々を泣かせています。
殺してしまえ、とは言いませんが引導を渡す時期になったと思う。
泣くまで待てません。泣かせてみましょう。

私たちの手段は選挙しかありません。私たちはスタンバイしています。
アクセルを踏めるよう、野党、特に民主は奮起して欲しい。

 とりとめのない文になりました。
終わります。

戦国乱世を駆け抜けた偉人を川柳にする江戸時代はユーモアがありました。引き換えて現代は、国会の論戦、メディアの報道もギスギスしているように思います。
皆、我が身を飾るのに懸命のように思える。

そんなに、利に捉われないで、譲り合いましょう。
どうしても固執するなら代わって貰うよりありません……どうせ鳴くに決まっている、と,ほくそえんでいる政権を泣かせましょう。

失礼しました。


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この記事へのコメント

2008年02月11日 10:51
「鳴かぬなら、逃がしてしまえ、ホトトギス」
 用のないホトトギスには、暇を与えよう
 達者で暮らせよ!と。
酔語
2008年02月11日 11:44
きっしー さん、おはよう。
「鳴かぬなら 四次元ポケット 貸しましょう」
(ドラえもん)
一声泣かせてから、暇を与えたい。 酔語

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