;拒否・決裂 

 決断できない総理は不用。

舛添厚労大臣は「これが政治決断だ」と言った。
町村官房長官も「ベストの案」と言う。
厚労省のトップでありながら、役人を捌けなかった舛添は、威勢のいい言動とは裏腹な男だった。福田、町村、舛添も、法務、財務官僚の壁を越えられなかった。

厚労省の一連の不祥事の対応、独立法人の廃止の折衝を見ても、官僚がいかに省益を死守する自己中の集団であるか分かる。
連中は、自己増殖能力に長けた、不健全な精神を持つ集団なのだ。

全く同じ国民とは思えない。
連中は目の前の人命を救済するより、どんどん天下り先を作り、組織の増殖を謀ることしか頭にないのだろう。官僚組織は連中の共済機関だ。

官僚は国民の代表ではない。我々は我々が選らんだ政治家に、内・外政を委ねている。この国の権力は、必ずしも我々の負託に応えているとはいえないが、この度の薬害肝炎は、被害者のみならず多くの国民の願いである。

国の薬事行政の失敗が生んだ命に係わる大問題である。にもかかわらず役人と歩調を合わせている。国民の代表者たる政治家とは何なのか。

金の心配より命の心配が先だ。83兆の予算、幾らあるのか埋蔵金、金は遣り繰り工夫で拠出できる。厚労省の、年金流用、雇用保険も然り。防衛、独法、思いやり、無料スタンド等々、無駄遣いを糾せば良い。

国の責任で全被害者一律救済は当然である。官僚(司法・財務等)に圧されて、政治決断できない総理は要らない。
被害者には時間がない人もいる。若い人は人生のやり直しを迫られている。
今からでも遅くはない。早急に政治決断をしろ!

 薬害肝炎政府案、官房長官「ベストの案」
   2007年12月20日12時02分 asahi.com

 20日発表した政府の修正案について、町村官房長官は記者会見で、「考えられるベストの案を示した。こうした薬害が発生してしまったことを反省し、被害者に心からおわびするという基本的な考え方に立っている」と述べ、原告側に理解を求めた。

 だが町村氏は、国側の修正案が原告側が主張する「全員一律救済」を満たす提案かどうかについて「大阪高裁の和解骨子案と矛盾する内容で和解をすることはできない」とかわした。そのうえで、「最大限、被害者の救済を考えて内容を組み立てた。事実上、全員を救済することができる回答をつくったつもりだ」と語った。

 <薬害肝炎>原告団「首相に突き落とされた」…和解交渉決裂
   12月20日11時43分配信  

 「被害者の全員救済」という願いは、かなわなかった。国側が最後まで救済範囲を限定する姿勢を崩さなかったことに、薬害C型肝炎訴訟の原告たちは失望し、和解協議打ち切りを宣言した。

 20日午前、厚生労働省で会見した全国原告団代表の山口美智子さん(51)は「私たちが全面解決という最後の山を登ろうとしているのを、福田康夫首相は突き落とした。舛添要一厚労相も握っていた手を放した」と怒りで体を振るわせた。

 原告・弁護団は19日を福田首相に政治決断求める期限としていたが、最後の望みをかけて、この日朝まで朗報を待った。これまでの5年間の闘いを振り返りながら、原告らは眠れないまま朝を迎えた。しかし、待っていたのは落胆だった。

 山口さんは、原告の中に多くの若者がいることを挙げ「早く人生を取り戻してあげたかったのに……」と涙ぐんだ後、「降伏したわけではない。多くの肝炎患者に報いるためにも、私たちの思いを貫いていく」と必死に前を向いた。

 大阪訴訟原告の桑田智子さん(47)は「次の世代に薬害を残したくない。私たちで終わりにしたい。それだけの思いで、原告は命や家族、すべてを犠牲にして闘ってきた。なぜ当たり前の願いがかなわないのか、本当に悲しい」と語った。東京訴訟原告の浅倉美津子さん(57)は「フィブリノゲンを投与されたことは今でも覚えている。冷たいものが体を駆け抜けたが、その感覚をまた味わっている」と話し、東京訴訟の仲間の名前を挙げ「力が足りなかった。ごめんね」と涙声で叫んだ。

 舛添厚労相はこの朝、東京地裁が国などの法的責任を認めた期間から外れる被害者に対し、創設する基金を積み増す案を示した。全国弁護団の鈴木利広代表は「全員一律救済の理念を理解しておられないようだ。札束でほおをたたくような案で、『要は金だろう』と矮小(わいしょう)化している」と痛烈に批判した。 【北村和巳】

☆☆☆ーーーー

一体、福田という御仁は、どういう考え方をお持ちなのか、総理と言うより只の二世議員としか思えない。清和会という大派閥に属してなければ、二世でなければ陣笠で終わったであろう。

私は野党の応援をしていますが、私から見ても、敵の総大将として、幾らなんでも国民として恥かしい。大自民党もここまで落ちたかと思うと同情を誘う。

小泉・安倍・福田と続いてきたが、お三方の言動には実がない。官・業とトリオを組むことで勢力を伸ばしてきた彼等には、かつての自民党の政治家の躍動感がない。

無料スタンドに固執し、ただただ延命を図る政権は、国民を不幸にするだけである。今度の薬害では、官僚の包囲網で政治決断を封じ込まれた福田さん。国民から更に批難されるだろう。年金、防衛省問題もまだまだこれからだ。求心力がなくなり身動きをとれなくなった福田さん。

どうする積りか……今や、国の舵取りより、政権与党の延命、自身の保身に精一杯のようだ。福田政権は限界だろう。この好機を逃がすようなら、野党の実力も限界と言わざるを得ない。

頑張れ野党。

先程、" 晴天とら日和 "さんから、TBを頂きました。
TB欄にもあります。
是非、ご参照下さい。

 薬害肝炎・その1-晴天とら日和
 薬害肝炎・その2-晴天とら日和


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