刷新 or 一新。
灯(ともしび)

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自民党内のムードは一変したらしい。7日の代議士会で、首相退陣を求める声が相次いだのは、やはりガス抜きだったのか。産経新聞は次のように報じています。
首相批判より閣僚ポスト?ムード一転、続々支持
8月11日23時12分配信 産経新聞
臨時国会最終日の10日、自民党内の空気が一気に変わりだした。安倍晋三首相に退陣を要求する声は沈静化し、議員は次々と首相支持を表明。27日の内閣改造・党役員人事が確実となったこともあり、党内の大勢が「首相批判よりもポストの方が大切」と大きくかじを切ったようだ。
10日正午すぎ、猪口邦子、小野次郎両氏ら4人が首相官邸を訪れ、1回生議員約40人を代表して首相の続投と改革の継続を要望。続いて西川公也、西野あきら両氏ら若手・中堅議員10人が派閥横断型の勉強会「構造改革フォーラム」を代表して首相を激励。斉藤斗志二元防衛庁長官、松浪健四郎衆院議員らも相次いで首相と面談し、それぞれ首相支持をアピールした。
代議士会も、退陣要求が相次いだ7日とは雰囲気が一変。玉沢徳一郎元防衛庁長官が「厳しい今こそ首相を支えよう」と延々と演説し、拍手がわいた。首相退陣を求める動きに対抗し、「危機突破議連」(仮称)設立を進めている島村宜伸元農水相は10日、国会内で記者団に「参院選に負けたからといって騒ぐのはおかしい。自民党は政権政党だ。ガタガタしないで首相の下で一致団結することが大事だ」と力説。盆休み明けにも設立総会を目指す考えを示した。
ここまで状況が変化したのは、9日夜に二階俊博国対委員長や額賀福志郎元防衛庁長官ら派閥領袖級が次々に首相続投を支持し、安倍包囲網構築が困難になったことが大きい。加えて内閣改造が刻々と迫り、多くの議員が「首相退陣の可能性がゼロならば、批判しても得はない」との判断に傾いたからだ。内閣改造前に首相を退陣させようと動いてきたある閣僚経験者は「ニンジンをぶら下げられただけでそわそわするなんてみっともない。自民党議員は世論を読み違えているんじゃないか」と渋い顔だ。
首相は10日夕、首相官邸で記者団に「厳しい状況にある中、こうしたエールを送っていただくと本当に力がわいてくる」と述べ、久々に笑顔をみせた。

笑ってしまいますが、敗戦ショックからやっと立ち直り、自民らしさが出てきたようだ。
トップがそのままでは、国民の目に人心一新とは映らない。そこで態勢を立て直したと見せるため刷新という言葉を使い出している。刷新も一新も、すべてを新しくするという意味だが、刷新は使い勝手がいい言葉である。
人心は民心でもあるので、トップが居座り続けていれば一新とは言い難い。
国民は先の選挙で、トップを不信任している。
そこで、刷新とする。態勢刷新は、一時的であれ、部分的であれ現状を弄れば済む。
今回の改造は殆どの閣僚が入れ代わるので、大幅刷新とすれば耳障りの良い、国民が受け入れ易いコピーになる。
新しい政権の与党・内閣が国政の運営を期待できる態勢刷新かどうかだ。
民心は安倍政権・政治から離れてしまっている。呼び戻すには明らかに変わったと納得させる態勢を整えなければならない。国民との乖離は、自民や安倍氏が思っているより大きいのだ。簡単に口先だけで埋められるものではない。
ところが、ここにきて噂されている人事は、麻生外務相が党幹事長に就き、偉大な祖父を持つ、A&A・M(安倍・麻生、孫)コンビで、日本国の舵取りをするらしい。
そして、小池おばさんと冬芝氏(公明)の留任、官房長官には菅総務相が横滑りするらしい。
その他、名前が挙がっているのは、福田元官房、谷垣前財務、丹羽党総務会長、舛添氏、竹中平蔵氏、橋本聖子氏、馳浩氏、矢野参院国対委員長、桜井よし子等である。
まだ、噂の段階ですからなんとも言えませんが、上記の方々ではサプライズでもないし、一新でも刷新でもなさそうですな。
でも、自民にはマスコミが付いていますから、新内閣を称えるでしょう。
「自・民大連立」望む、28%で最多=自公継続は12%-時事世論調査
8月11日15時0分配信 時事通信
時事通信社が3日から6日にかけて実施した世論調査によると、望ましい政権の枠組みとして「自民、民主両党などの大連立」を挙げた人が27.5%でトップとなった。参院の与野党逆転で衆参両院の多数派が異なる「ねじれ」が生じる中、政局が不安定化することへの懸念があるとみられる。
自民、公明両党による現在の連立政権の継続が望ましいとする人は11.9%。自民党単独政権がよいと答えた10.8%を合わせ、22.7%が自民党中心の政権を望んでいる。
一方、民主党中心の政権が望ましいと答えたのは22.8%。内訳は民主党単独政権が11.0%、共産党を除いた非自民連立政権が6.6%、共産党を含めた形が5.2%だった。

この調査の意義はなんだろうか、選挙後4.5日しか経っていない時点で、大連立を問うのは可笑しいのではないか、早すぎる。
先ず、投票行動と結果を分析するための調査が先ではなかろうか、各政党は総括の最中であり、発表もされていない。
衆参のねじれ→政局不安定→大連立、と簡単に決め付けて良いのかなあ。
ねじれ→真剣・伯仲論戦→信を問う→決着、ということもある。
また、自民単独・中心、民主単独・中心ほぼ同数になっている。
疑うわけではないが……うん?と思ってしまった。
選挙直後の調査としては、意義ある仕事、とは言えないんじゃないでしょうかねえ。
まあ、結果は自民に勇気を与えたであろう。
民主党・前原氏、TV番組で「テロ特措法の延長必要」発言
8月12日13時33分配信 読売新聞
民主党の前原誠司・前代表は12日、テレビ朝日の番組で、インド洋で海上自衛隊が行っている給油活動の根拠である、テロ対策特別措置法について「アフガニスタンでのテロとの戦いから、日本が抜けることは国益に反する」と述べ、11月1日に期限が切れる同法を延長する必要性を改めて強調した。
前原氏は、「アフガニスタン国内の治安維持活動のために自衛隊が入っていくのは、今の武器使用基準、憲法制約からすると非常に危険だ。洋上給油は、現段階ではベストだ」とも指摘した。


テレビは観ていませんが、この人物の心胆を寒からしめているものは何なのか、テロ特措法を延長しなければどうなると言うのだ。
米国から縁切りされるというのか、世界の孤児になるというのか、それは直ぐなのか、真綿で首を絞められるごとくなのか、具体的に教えて欲しい。
そんなに恐れているのなら、全国行脚して啓蒙するべきだ。
ひょっとして、安倍サプライズ人事は前原入閣か???。
あははは~。それはない…あれば面白いが……。
真夏の夜の夢。
寝苦しい夜、目が覚めるような、あっと驚く人事を期待してます。
==================
「灯 ともしび」
歌えや天まで 聞こえるように
応えてくれるよ 優しい声で
輝く海が われらが山が
授けてくれるよ ああ無垢の手で
新しい灯が 新しい道行かん
嬉しいときもある 悲しいときもある
泣き虫はだめだよ
弱虫もだめだめ
だからといって
いじわるはだめ ♪~
かざきり羽を おでこに飾り
天まで上ろう かろやかに
ほほえむ風が われらが歌が
教えてくれるよ 清(すずし)い声で
新しい灯が 新しい道行かん
嬉しいときもある 悲しいときもある
泣き虫はだめだよ
弱虫もだめだめ
だからといって
いじわるはだめ ♪~

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自民党内のムードは一変したらしい。7日の代議士会で、首相退陣を求める声が相次いだのは、やはりガス抜きだったのか。産経新聞は次のように報じています。
首相批判より閣僚ポスト?ムード一転、続々支持
8月11日23時12分配信 産経新聞
臨時国会最終日の10日、自民党内の空気が一気に変わりだした。安倍晋三首相に退陣を要求する声は沈静化し、議員は次々と首相支持を表明。27日の内閣改造・党役員人事が確実となったこともあり、党内の大勢が「首相批判よりもポストの方が大切」と大きくかじを切ったようだ。
10日正午すぎ、猪口邦子、小野次郎両氏ら4人が首相官邸を訪れ、1回生議員約40人を代表して首相の続投と改革の継続を要望。続いて西川公也、西野あきら両氏ら若手・中堅議員10人が派閥横断型の勉強会「構造改革フォーラム」を代表して首相を激励。斉藤斗志二元防衛庁長官、松浪健四郎衆院議員らも相次いで首相と面談し、それぞれ首相支持をアピールした。
代議士会も、退陣要求が相次いだ7日とは雰囲気が一変。玉沢徳一郎元防衛庁長官が「厳しい今こそ首相を支えよう」と延々と演説し、拍手がわいた。首相退陣を求める動きに対抗し、「危機突破議連」(仮称)設立を進めている島村宜伸元農水相は10日、国会内で記者団に「参院選に負けたからといって騒ぐのはおかしい。自民党は政権政党だ。ガタガタしないで首相の下で一致団結することが大事だ」と力説。盆休み明けにも設立総会を目指す考えを示した。
ここまで状況が変化したのは、9日夜に二階俊博国対委員長や額賀福志郎元防衛庁長官ら派閥領袖級が次々に首相続投を支持し、安倍包囲網構築が困難になったことが大きい。加えて内閣改造が刻々と迫り、多くの議員が「首相退陣の可能性がゼロならば、批判しても得はない」との判断に傾いたからだ。内閣改造前に首相を退陣させようと動いてきたある閣僚経験者は「ニンジンをぶら下げられただけでそわそわするなんてみっともない。自民党議員は世論を読み違えているんじゃないか」と渋い顔だ。
首相は10日夕、首相官邸で記者団に「厳しい状況にある中、こうしたエールを送っていただくと本当に力がわいてくる」と述べ、久々に笑顔をみせた。


トップがそのままでは、国民の目に人心一新とは映らない。そこで態勢を立て直したと見せるため刷新という言葉を使い出している。刷新も一新も、すべてを新しくするという意味だが、刷新は使い勝手がいい言葉である。
人心は民心でもあるので、トップが居座り続けていれば一新とは言い難い。
国民は先の選挙で、トップを不信任している。
そこで、刷新とする。態勢刷新は、一時的であれ、部分的であれ現状を弄れば済む。
今回の改造は殆どの閣僚が入れ代わるので、大幅刷新とすれば耳障りの良い、国民が受け入れ易いコピーになる。
新しい政権の与党・内閣が国政の運営を期待できる態勢刷新かどうかだ。
民心は安倍政権・政治から離れてしまっている。呼び戻すには明らかに変わったと納得させる態勢を整えなければならない。国民との乖離は、自民や安倍氏が思っているより大きいのだ。簡単に口先だけで埋められるものではない。
ところが、ここにきて噂されている人事は、麻生外務相が党幹事長に就き、偉大な祖父を持つ、A&A・M(安倍・麻生、孫)コンビで、日本国の舵取りをするらしい。
そして、小池おばさんと冬芝氏(公明)の留任、官房長官には菅総務相が横滑りするらしい。
その他、名前が挙がっているのは、福田元官房、谷垣前財務、丹羽党総務会長、舛添氏、竹中平蔵氏、橋本聖子氏、馳浩氏、矢野参院国対委員長、桜井よし子等である。
まだ、噂の段階ですからなんとも言えませんが、上記の方々ではサプライズでもないし、一新でも刷新でもなさそうですな。
でも、自民にはマスコミが付いていますから、新内閣を称えるでしょう。
「自・民大連立」望む、28%で最多=自公継続は12%-時事世論調査
8月11日15時0分配信 時事通信
時事通信社が3日から6日にかけて実施した世論調査によると、望ましい政権の枠組みとして「自民、民主両党などの大連立」を挙げた人が27.5%でトップとなった。参院の与野党逆転で衆参両院の多数派が異なる「ねじれ」が生じる中、政局が不安定化することへの懸念があるとみられる。
自民、公明両党による現在の連立政権の継続が望ましいとする人は11.9%。自民党単独政権がよいと答えた10.8%を合わせ、22.7%が自民党中心の政権を望んでいる。
一方、民主党中心の政権が望ましいと答えたのは22.8%。内訳は民主党単独政権が11.0%、共産党を除いた非自民連立政権が6.6%、共産党を含めた形が5.2%だった。


先ず、投票行動と結果を分析するための調査が先ではなかろうか、各政党は総括の最中であり、発表もされていない。
衆参のねじれ→政局不安定→大連立、と簡単に決め付けて良いのかなあ。
ねじれ→真剣・伯仲論戦→信を問う→決着、ということもある。
また、自民単独・中心、民主単独・中心ほぼ同数になっている。
疑うわけではないが……うん?と思ってしまった。
選挙直後の調査としては、意義ある仕事、とは言えないんじゃないでしょうかねえ。
まあ、結果は自民に勇気を与えたであろう。
民主党・前原氏、TV番組で「テロ特措法の延長必要」発言
8月12日13時33分配信 読売新聞
民主党の前原誠司・前代表は12日、テレビ朝日の番組で、インド洋で海上自衛隊が行っている給油活動の根拠である、テロ対策特別措置法について「アフガニスタンでのテロとの戦いから、日本が抜けることは国益に反する」と述べ、11月1日に期限が切れる同法を延長する必要性を改めて強調した。
前原氏は、「アフガニスタン国内の治安維持活動のために自衛隊が入っていくのは、今の武器使用基準、憲法制約からすると非常に危険だ。洋上給油は、現段階ではベストだ」とも指摘した。



米国から縁切りされるというのか、世界の孤児になるというのか、それは直ぐなのか、真綿で首を絞められるごとくなのか、具体的に教えて欲しい。
そんなに恐れているのなら、全国行脚して啓蒙するべきだ。
ひょっとして、安倍サプライズ人事は前原入閣か???。
あははは~。それはない…あれば面白いが……。
真夏の夜の夢。
寝苦しい夜、目が覚めるような、あっと驚く人事を期待してます。
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「灯 ともしび」
歌えや天まで 聞こえるように
応えてくれるよ 優しい声で
輝く海が われらが山が
授けてくれるよ ああ無垢の手で
新しい灯が 新しい道行かん
嬉しいときもある 悲しいときもある
泣き虫はだめだよ
弱虫もだめだめ
だからといって
いじわるはだめ ♪~
かざきり羽を おでこに飾り
天まで上ろう かろやかに
ほほえむ風が われらが歌が
教えてくれるよ 清(すずし)い声で
新しい灯が 新しい道行かん
嬉しいときもある 悲しいときもある
泣き虫はだめだよ
弱虫もだめだめ
だからといって
いじわるはだめ ♪~
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まとめ「1991クウェートの日本への所感」