夫婦別姓と政治に思う。

夫婦別姓、賛成? 反対?
ちなみに、私はどちらでも良いです。
怒られるかな。



内閣府が27日発表した。「家族の法制に関する世論調査」によると、
夫婦が別々の姓を名乗ることが出来る選択的夫婦別姓制度について、「構わない」の容認派は36.6%。「必要ない」の反対派は35%
だった。
2001年の調査では、賛成が反対を12.2ポイント上回ったが、今回は賛否がほぼ拮抗した。

一方で、46%が、姓の変更で仕事に不便があると回答。
内縁の夫婦では「姓を変えたくないという理由で、正式な届出をしない人」が62%いる。

法務省は今回の調査結果について「国民の意見は割れており、直ちに法案を国会に提出する必要はない」としている。

調査は昨年11~12月、全国の成人男女5000人を対象に行った。有効回答率は2766人(55・3%)。

毎日新聞の記事からもう少し詳しく。

「容認」「反対」の他は「旧姓の通称使用を可能とする法改正は構わない」が25.1%だった。
年代別にみると、20代で容認派が44.4%となるなど若い世代ほど理解を示した。逆に70歳以上では反対が58.2%に上った。

男女別では、男性は反対(39.1%)が容認(37.0%)を上回り、女性は容認(36.2%)が反対(31.7%)より多かった。

今回と同じ調査は96年から行われ、その際は反対(39.8%)が容認(32.5%)を上回った。2回目の01年調査で容認(42.1%)と反対(29.9%)が逆転した。

東北大学大学院の辻村みよ子教授(憲法学)は調査結果について「男女共同参画社会基本法が99年に成立し、01年は夫婦別姓議論が高まりを見せていたころで、『改正容認』が高い数字になった。

その後、危機感を抱いた保守層から『別姓は家族の一体感を損なう』といった反発があり、今回は多少ともその影響を受けたと思う」と分析している。 【渡辺創】月28日10時34分

夫婦同姓は明治時代からの慣行と言われています。
明治31年に、「戸主と家族は家の氏を名乗ること」とした、民法の施行により、夫婦も同じ氏を称することになったようです。

現在の制度は、「夫婦は,婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する」とする、戦後の昭和22年に施行された民法によるものです。

姓名の名は一人々誕生した時親から授けられたもので、一人々の専有のものです。
性は原則代々受け継がれてきたもので、勝手に変えることは出来ません。改名には相当の理由が必要です。

しかし、時代は男女共同社会が普通になり、社会生活上夫婦別姓を望む人が多くなってきました。
無論、賛否はあります。要は個人個人の賛否がある内は先送りにするか、思い切って制度を創り夫々の選択に任せるか、どちらかしかないのです。

若い方々は、あまり同姓、別姓に拘りのない方も多いでしょう。
また、現に職場で不便を感じている方は別姓を望んでいると思います。

でも、意外と名前、特に苗字に拘りのある人も多いのも事実でしょう。
個々人というより、家を継承していくという、名分のためだと思われます。
調査でも年配の人ほど別姓に反対の方が多い結果がでているのも、頷けます。

家中心なら、一人っ子同士の場合は悩ましいことになります。

私などが別姓で良いんじゃないかと、簡単に言えないところがあるのです。

子供さんの場合は、夫婦どちらかの氏を名乗る訳です。これは仕様がないでしょう。何人かのお子さんが、みな別々では不都合です。
しかし、特別の事情があるときは、改名できるそうですが、かなり面倒らしい。
成人すれば本人の選択で、もう少し改名し易いようですが。

何れにしても、制度は今の不都合だけを手直しするだけでは、直ぐに新たな問題がでてきます。
先を見越して策を立てるのが、良いのではないでしょうか。

先を見ると言いましたが、日本でも増えつつあるという事実婚があります。
外国では事実婚が多いようで、日本のメディアも一部煽るような風潮もあります。
事実婚はダメだというつもりはありません。
それぞれの生き方でしょうし、そういう時代になったんだな、思うだけです。

只、事実婚の夫婦は別姓です。生まれてくる子供は婚外子です。
日本では非嫡出子の場合、法的にかなり不利になります。
また、世間の目も残念ながら温かいとは言えない。

子供にしわ寄せが行くのは駄目だ。
別姓だけでなく周りの法整備も併せて検討して欲しい。
こんな心配は取り越し苦労でしょうが。

法務省は「国民の意見は割れており、直ちに法案を国会に提出する必要はない」としているそうだ。どうなりますか。

話は、別姓問題から少し離れます。
「国民の意見が割れている」から法案を提出しないと言うなら、
もっと割れている、憲法問題や、教育基本法を提出も引っ込めて欲しい。
どちらも、国民に遍く周知されているとは言えまい。

国民が知りたいのは、憲法改正すれば、将来『美しい薔薇色に輝く日本』の未来が約束されるのか。
教育基本法が、子供をはじめ国民の心をどのように豊かにしてくれるのか。
それをどうして成すのか、民主的なのか、押し付け統制なのか。

答えなさい。

安倍政権が言っているのは、「60年経ったから」、「米国に押し付けられた」、「戦後体制の脱却」だけである。
教基法はもっとひどい、「愛国・日本」「うつくしい日本」これだけである。

国民の声を聞くというなら、やめなさい。
権力側以外の国民は望んでおりません。

いくら、戦後独裁してきたからといって、奢ってはいけない。
心から日本の現状を憂う保守の人は多くいる。

小泉、安倍を押し上げたのは、保守の反動などと言うが、この手の輩は毎度決まった分配にありつける者だけである。
愛国者ではない。単なる自己中の集団である。

国家という抽象概念に捉われた者が、国民の遥か上で、策を労する姿は悲しい。

やがて、地上に落とされるだろう。
その時、初めて仲間内の宴会のカラオケではなく、本当の国民の声が聞こえるだろう。













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