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zoom RSS 「日暮し雑記」 日曜日。

<<   作成日時 : 2009/09/27 17:59   >>

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画像 彼岸花のつぼみと赤トンボ


国破れて山河あり
城春にして草木深し
時に感じては花にも涙を灌ぎ
別れを恨んでは鳥にも心を驚かす
・・・・・・・

詩聖・杜甫の有名な 「春望」 の書き出しです。

戦乱によって破壊された都の情景と悲しみを詠った詩です。
日本もかつて経験しました。
先人たちは、暗闇のトンネルの向うに一条の光(自由・平等)を見出して、一心不乱に突き進んできました。
そして見事に勝ち取り、世界の先進国になりました。

牽引したのは先人たちであるのは言うまでもありませんが、自民党と官僚も牽引してきた組織・機関でした。
時が流れ人々の生活も変わり意識も変わって行く中、変わらない、否.変われなかったのが自民の政治家と官僚でした。

国民生活を豊かに、安心・安全社会を作ると言う使命は徐々に薄れ、ついに忘れ権力亡者に成り下がった。
政治家が分を捨て.己と己が家の繁栄だけを第一にして劣化していくのに比例して、官僚は省益中心の施策に拘泥して肥大してきた。

人々はあまりに杜撰な政治に匙を投げた。社会は閉塞感に覆われ、凶悪陰湿な事件が多くなり、社会の基礎を構成する家庭での虐待、学校でのいじめなどが多発する嫌な世の中になった。

しかし、人々は希望を失くしていたのではありません。
それどころか自ら決起して政治を変えようと決心していたのです。

そして、人々が待ち望んでいた日が訪れた。
2009年8月30日。
一人一人の一条の希望が大きな美風になり、悪風を吹き祓いました。
2009/8/30は、独占不倒の老獪な権力を打ち倒した日として未来永劫、歴史に刻まれるでしょう。

さて、民主連立と私たちの契約は官主導から国民主導。コンクリートから人へ。予算の配分を見直し真に国民に資する政策の実行です。この大事業を成すのが並大抵でないことは誰しも理解しているでしょう。

先ず、信託を受けた議員は絶対にブレないこと。私たちは民主の小さな躓きで心変わりしないこと。
双方ともマスコミなどの外圧で豹変しないこと。中長期の成果を待つことです。

**早速、民主は試練を迎えている。
八ッ場、川辺川ダムに代表される公共事業問題です。

大構造物建設を国是としてきた政治が未来永劫、人々の幸せを約してくれているのでしょうか。
民主の問いかけに多くの人々は即応しました。何故なら予ねてより心に宿っていた懸念だったからです。

そして、人々は既得権益を約束された人々と国及び第三者の間で.軋轢が生じ混乱するだろうことも.織り込み済みでした。今、その通りになっています。

国破れて山河あり。

詩の意味するところと少し違いますが…
自民・官僚主導の国は敗れました。ダムや道路による統治システムが破れたのです。
統治システムを異にする政権になったのですから、制度や機関、組織の機構も大きく変わるのは当たり前です。私たちもそれを望んで票を投じたのです。

戦乱であっても大災害、その他で国家が衰退しても、山河は古のまま残り、日本の自然、花鳥風月が変わることはありません。人々は嘆きの淵にある時、花や鳥から安らぎと勇気を頂いて明日への活力を湧かせます。

新政権も人々も無駄な公共事業をなくし.公共事業に頼らない地域主権を目指しています。
美しい自然を出来るだけそのままで残したい。多くの人の思いも同じだと思います。


  春望 :杜甫

  国破山河在   国破れて山河在り
  城春草木深   城春にして草木深し
  感時花濺涙   時に感じては花にも涙を濺ぎ
  恨別鳥驚心   別れを恨んでは鳥にも心を驚かす
  烽火連三月   烽火 三月に連なり
  家書抵万金   家書 万金に抵る
  白頭掻更短   白頭 掻けば更に短く
  渾欲不勝簪   渾て簪に勝えざらんと欲す


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               ありがとうございました。



 

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
新政権に対してのマスコミの攻撃が次第に露骨になってきていますね。
特に産経の論調は特定の大臣への人格攻撃と言っても良く、「ああ、やっぱり」という感じです。

もちろん、公共工事については直ちに止めるべきものもあれば、地域の振興に無くてはならないものもあるでしょう。
建設によって潤う人も確かに大勢いる。こうした背景をすべて勘案して、ほんとうに要るモノ、要らないモノを判断しなければならない。
八ッ場ダムについては、かつて計画された頃とくらべて利水、治水に対する環境も大きく変わりました。
一旦始まった巨大プロジェクトは、ともすれば当初の目的を外れ、建設すること自体が目的であるかのような論調が罷り通ってしまいます。
そして、こうした中で一番犠牲になっているのは大臣でも議員でも建設業者でもない、昔からその地域で暮らしてきた住民の方々ですね。
私は民主党の、とりわけ菅直人さんが中心となって主張してきた「緑のダム」構想に期待するものです。
そして、ダムやコンクリートの堤防でなく、自然の地形や山林を活かした治水、利水こそが永続的なものだと信じています。
新政権は数の力に頼ることなく、その理念をもとに地域の説得と住民の生活再建に努め、この難局を乗り切ってくれるよう願っています。
青二才
2009/09/28 20:19
青二才さん。
お返事遅れました。すみません。

コメントしようにも、すべて青二才さんがお書きになられている通りで私が申し上げることはありません。
地方分権、地域主権が日本の未来への国是です。
成し得るためには自民独占時代の政官業利権を断ち切らなければなりません。
新政権は、昔からその地域で暮らしてきた住民の方々の生活再建とコンクリートに頼らない活力ある地域作りに真剣に取り組んで欲しい。
八ッ場、川辺川、ケースが違うニ地域をクリア出来れば他のダム問題を抱える地域へのモデルケースになります。
是非、成功して欲しい。
ありがとうございました。酔語。
酔語
2009/09/29 12:21

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