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なにがなんでも、「美しい」のだ。 『あなたが思う、日本の“らしさ”“ならでは” とは、何ですか。 「日本が様々な分野で本来持っている良さや 『薫り豊かな』もの」 「失われつつあるが途絶えさせてはいけないもの」 「かつては美しかったが美しくなくなってしまったもの」 「実はその美しさにまだ気づいていないもの」 そして、「これから作り上げるべき美しいもの」 そのような日本の“らしさ”“ならでは”を教えてください。』 ---安倍首相推奨の「美しい国づくり」プロジェクトの一環として、募集していたアンケートの中間結果が発表されました。 <美しい国>日本の魅力は精神面?政府会議がアンケート 5月31日0時51分配信 毎日新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070531-00000003-mai-pol 政府は30日、日本の魅力を国内外に発信する方策を探る「美しい国づくり」企画会議(平山郁夫座長)の第2回会合を首相官邸で開き、先月から始めた「日本の何が美しいか」を尋ねるアンケートの中間結果を発表した。今月25日現在で得た1821件の回答のうち「思いやり」や「武士道精神」「もったいない」「わびさび」など精神面を挙げる人が41%と最多。和歌や俳句、折り紙など伝統・文化・芸術が20%で続いた。 同会議は安倍晋三首相が掲げる「美しい国づくり」プロジェクトの一環で、アンケートは6月22日に締め切る。【石川貴教】 最終更新:5月31日1時29分 ---安倍晋三氏の「美しい」にかける意気込みは大変なものです。 就任当初から「美しい」の連発です。 目指す「美しい日本国」は、安倍晋三氏を戴き、 「美しい憲法」を敬い、「美しい教育」によって育まれた人民が、自己犠牲精神に則って忠義を尽くす国か……。 それは困る、人民が縮こまって生活する社会は「美しい」とは言えない。 それは、それとして、アンケートでは、 気質、自然、伝統・文化・芸術、生活様式・景観、ことば、技術の順で、其々、41 20 15 14 7 3 %でした。 41%を占める、気質には、思いやり、礼儀正しさ、武士道精神、恥を知る、謙虚、勤勉、義務教育、清潔、年配を敬う、もったいない、わびさび、など盛りだくさんです。 尤も、募集内容が「失われつつあるが途絶えさせてはいけないもの」、「かつては美しかったが美しくなくなってしまったもの」OKですから、当然と言えば当然ですが。 この集計結果を見れば、日本社会の現状と、日本人の心状・心情がよく表れているようです。 気質に挙げられた「思いやり」以下が、過去にあったかどうか……個人の環境等で差があるでしょうが、あったとしておきましょう。 私の経験で申しますと、そうだったとも、そうでもなかったとも言えます。 皆、自然に交りがあった可も不可もない社会だった。(個人的ですが) 挙げられた気質は、実体験だったのか、願望か、郷愁か分かりませんが、かつてあった日本人の(良き)規範を求める願望のような気もしますが、日本人が誇れる気質だ、と思っているのが良く分かります。 ところが、「消費は美徳だ」などのフレーズが流行する大量生産・大量消費の時代になった現在、「もったいない」は廃れてしまった。 一部の人が実践しているだけでしょう。 「年配者を敬う」という美言で、高齢者福祉・医療の切捨てが進められているのも現状です。 一部の風流人の解する「わびさび」は庶民には縁遠い、侘び、寂びなど解るほうが可笑しい。(少なくも私には解らない) 「武士道精神」はどうでしょうか、武士道精神は上の気質の殆どを含んでいるのでしょうが、武士道には君主に対する絶対的な忠節を尽くす、と言う前提があります。 昨今は、忠君・愛国や自己犠牲の精神などを煽る人々が多くなりました。なにやら、嫌な予感がします。 安倍日本の「美しい」が可笑しな形で、世界に知らしめることにならないか心配してます。 しかし、ある特定の目的を前提にする精神は、何れ崩れます。 一部の人間でしか共有できないものは、その統領の運命と共にあるからです。作られた権威は儚いものです。 個々人の心情を推し量ることはできませんし、すべきことでもありませんが、特に、前提などなくとも、不断に謙虚で質素、礼儀正しく交われば自然と思いやりも生まれるのではないでしょうか。 強制・押し付けをしてはなりません。特に力のある者は厳に慎むべきでしょう。必ず我が身に返って来ることを、知るべきです。 何時か後悔することになるでしょう。 何事によらず、己が信ずる道を行く人の自由を阻むのは止めましょう。 また、行く者も阻む者も、やりたいほうだい、勝手しほうだいと、混同しないように。 挙げておられる気質の数々は、現在の人の心情を映す鏡です。 三角縁神獣鏡のように、発掘される太古の鏡は曇っていて輝きはありません。 磨けば美しい輝きが蘇えります。 唯、強制されて磨いた鏡に、真の姿が映しだされることはないでしょう。自分自身で磨いてこそ素晴らしい気質が宿ります。(生意気なことを言いました、お許しを) かつての姿を投影したい願望が現在の鏡を見る人々の心を、投影しているのかも知れません。 人々の郷愁だとすれば、日本社会が病に冒されつつあるのかも知れない。 でも、皆が願えば大きな流れになります。住みやすい社会になることを願っています。 言うまでもありませんが、思いやり、礼儀正しさ、謙虚、勤勉、年配を敬う、もったいない精神が廃ったのではありませんし、大多数の国民は挙げられた気質で暮らしておられます。 物事は表裏一体とよく言われます。 善悪、美醜も其々です。 誰もが愛でる風物ならいざ知らず、人々の営みを善悪、美醜で決めてはなりません。 法による規範以外、強制されることはない。 内心の自由が侵されてはならない。 アンケートによせられたように、互いを尊重し、共生しようと言う人々が多数であるのは当然です。 権力が日本人の特質を利用しようと、企むのを許してはなりません。 時間は一方向にしか流れませんが、居心地の良い空間に住みたい。 そして、次代に引き継ぐ。 先ずはこれでいいんじゃないでしょうか。 失礼しました。参院選、是非投票を。 中間結果、詳しくは↓をご参照ください。 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utukusii/070530/oubo.pdf 因みに、「美しい国づくり」企画会議のメンバーは以下の方々です。 平 山 郁 夫 日本画家 山 内 昌 之 東京大学大学院総合文化研究科 教授 石 井 幹 子 照明デザイナー 井 上 八千代 京舞井上流五世家元 岡 田 裕 介 東映株式会社 代表取締役社長 荻 野 アンナ 作家・慶應義塾大学文学部教授 川 勝 平 太 静岡文化芸術大学 学長 庄 山 悦 彦 株式会社日立製作所 取締役会長 田 中 直 毅 国際公共政策研究センター 理事長 中 西 輝 政 京都大学大学院人間・環境学研究科 教授 弘 兼 憲 史 漫画家 松 永 真 理 株式会社バンダイ 取締役 ---アンケートは6月22日までです。 応募は下記まで。 東京都港区虎ノ門3-2-2 虎ノ門30森ビル1階 内閣官房 「美しい国づくり」推進室 「美しい日本の粋(すい)」係 宛 ---美しいものへの、憧れは誰にもあるでしょう。 憧れは、あくまで憧れです。それだけに固執する人は少ないでしょう。 でも、人其々ですから構いませんが、人に強制するのは間違ってます。 可笑しな政府の可笑しな人々に、申し上げます。 一時の奢りは、身内に対する自慢話にしかなりません。 ま、聞く耳は持たないでしょうが……。 不思議の国 日本、新しい風が吹かないかなあ〜。 |
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立花隆氏が書く松岡農水相の姿。(画像アリ!)
●立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」 (2007/05/28) 「謎の自殺」遂げた松岡農水相 安倍内閣が抱える「闇」の正体 ...続きを見る |
晴天とら日和 2007/05/31 23:47 |
その12:「近代」そして「個人」と「自由」
鳥の目と虫の目 さん: ...続きを見る |
晴耕雨読 2007/06/01 13:21 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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「美しい国」なんて、単なるカルトですよ。 |
臨吉 2007/06/03 20:42 |
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