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help リーダーに追加 RSS 「花」「荒城の月」

<<   作成日時 : 2007/04/01 15:54   >>

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春雷。ビックリしました。

雷鳴が轟くといいますが、昨晩は凄まじい轟音で飛び起きてしまいました。我が襤褸家の窓ガラスが砕け散るんじゃないかと、思うほどでした。
一転して陽光溢れる春麗らな朝……とは参りませんでした。
でもまあ花曇りののんびりした朝です。

それで、春眠暁を覚えず、と読んだ偉い歌人がいたなあと思い出しまして、検索しました。

 春暁 孟浩然

 春眠不覺曉  春眠 暁を覚えず
 處處聞啼鳥  処処 啼鳥を聞く
 夜來風雨聲  夜来 風雨の声、
 花落知多少  花落つること知らず多少ぞ。

孟浩然さんが聞いた風雨の声は、どれぐらいだったのでしょうか、昨晩私が経験した春雷ならきっと起こされていると思いますよ。
そうでもないか、隣で鼾をかいていた奴もいますから、私が小心者ってことですな。

さて、今日当たりは各地、花見で賑わっているでしょう。

まして、東京は知事選の真っ最中であり、都民の方々の熱気も一段と高まっていると思います。

東京の花見の名所を代表する上野公園、千鳥が淵に例年あわせて300万人以上の人が訪れるそうです。

その他にも沢山名所はあるでしょうが、その一つ、墨田公園(台東区側、墨田区側)も例年40万以上の人で賑わうそうです。

何れも見ごろも4月上旬位だそうですから、8日は投票を済ませてからお出かけになって下さいね。

で、隅田公園=隅田川。
何故隅田川なのか、ネタの都合上隅田川でなければならないからです。(笑)

隅田川と言えば滝廉太郎が浮かびます。天才は早世すると言われますが廉太郎もそんな一人だった。

滝廉太郎の二つの作品「花」と「荒城の月」は素晴らしい詩と調和した名曲です。
二作品共、聞いているだけで情景を偲ばせます。そして知らず知らずのうちに口ずさんでいたりする不思議な曲です。

音無しで申し訳ありませんが、載せて見ました。

 「花」
 武島又次郎作詞 
 滝廉太郎作曲

  春のうらゝの隅田川
 のぼりくだりの船人が
 櫂のしづくも花と散る
 ながめを何にたとふべき

見ずや あけぼの露浴びて
われにもの言ふ櫻木を
見ずや 夕ぐれ手をのべて
われさしまねく青柳を

錦おりなす長堤に
くるればのぼるおぼろ月
げに一刻も千金の
ながめを何にたとふべき

隅田川には何十という橋が掛かっていると思いますが、
その一つ、川端康成が言問は男だと言った「言問橋」。
「名称の由来は、在原業平の詠んだ「名にしおはば いざ言問わむ 宮古鳥 わが思ふ人は ありやなしやと」に因むらしい。(他にも説があるらいが)

美男で恋多き男の業平、果たして都の誰を思い浮かべていたのだろうか、まっ、女性には違いないでしょうな。
因みに清洲橋は女だそうだ。

荒城の月は栄枯盛衰、世の無常を偲ばせる歌です。
自然の上に建てた楼閣(人々の営み)は何れ崩れ、再び自然に帰るものである。

悠久の時を経て悠久の未来を往く自然から見れば人間が権勢競っている時間などほんの一瞬である。浅はかさを知るが良い。

荒城の月はそんな人間の姿を偲ばせるのである。

「荒城の月 」
 土井晩翠作詞
  滝廉太郎作曲

 春高楼の花の宴
めぐる盃かげさして
千代の松が枝わけいでし
むかしの光いまいずこ

 秋陣営の霜の色
鳴きゆく雁の数見せて
植うるつるぎに照りそいし
むかしの光いまいずこ

 いま荒城のよわの月
替わらぬ光たがためぞ
垣に残るはただかづら
松に歌うはただあらし

 天上影は替わらねど
栄枯は移る世の姿
写さんとてか今もなお
鳴呼荒城のよわの月

世は無常と言いますが我々は先人の築いて来た社会を生きています。
この世は砂上の楼閣の如く創っては崩しの繰り返しであります。
永久に未完成のまま往くしかありません。

我々は皆、ある意味小人ですから、個々人で有れば賽の河原の石を積み上げるのは決して無駄な努力ではありません。
何時か地蔵菩薩が救ってくれます。

しかし現社会が、一部の権力者によって地獄と化しますと地蔵を期待できなくなります。弥勒菩薩に救済を請うにしても、其れこそ悠久の時を待たねばなりません。

正しく無常そのものです。
そうならないことを願っています。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
「荒城の月」、歌詞、メロディともにいい名曲ですね。

kemukemu
URL
2008/11/30 19:15
kemukemuさん。
こんばんは!ありがとうございます。
「荒城の月」には思い出があります。
昔、大分に住んでいた弟に案内されて岡城へ登ったことがありました。
九重を見晴らす荒城に不思議な感銘を受けました。
kemukemuさん。ありがとう。
酔語。


酔語
2008/11/30 21:10

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