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「故郷の廃家」 ご存知でしょうか。どこかで耳にした方も、いらっしゃるでしょう。 この歌は、アメリカの作曲家ウイリアム・へイスの曲に、熊本県出身の、 犬童球渓が詩をつけた歌です。 原題は「My dear old Sunny Home」私の大好きな、古いけれど日当たりの良い家とでも訳すのでしょうか。 犬童さんの詞は。 幾年ふるさと、来てみれば 咲く花鳴く鳥、そよぐ風 門辺小川の、ささやきも なれにし昔に、変わねど あれたるわが家に 住む人絶えてなく 昔を語るか、そよぐ風 昔をうつすか、澄める水 朝夕かたみに、手をとりて 遊びしともびと、いまいずこ さびしき故郷や さびしき我家や 私の二人の姉が歌っていたのを聞き覚えたのでしょう。 子供のころよく口ずさんだ思い出があります。いまも突然歌っていたりします。 またこの歌は、硫黄島に配属された少年兵が、米軍の爆撃が止むと、遠い故郷を思い涙ながらに合唱したと伝えられています。 そして彼等の多くは、故郷の家に帰る夢が叶わなかったのです。 その悲しみと絶望はいかばかりか、想像すらできない。 彼らは、咲く花や鳴く鳥、門辺の小川のささやき、遊びし友を想い。 故郷を吹くそよ風の匂いさえ記憶に焼きついていたのであろう。 ふるさとの家は、廃家ではなく家族の団欒で楽しい家に違いない。 しかし彼らが歌うのは、荒れた我家には住む人も絶えてしまった、寂しき故郷を慕ぶ歌なのだ。 彼らの悲しみと絶望はいかばかりか、想像すらできない。 他の戦場でも故郷の家族や景色に思いを馳せながら叶わなかった人もいただろう。 今、この国では、命が余りにも粗末に扱われている。 連日のように垂れ流されるニュースは、どこを切っても金太郎飴の如き有様で、逆に触発され、模倣犯が増えるのではと心配する。 テレビのワイドショウなどは、北に対して罵詈雑言、貶めるだけ貶め、 一転して皇室を称えあげるというお粗末ぶり。。 悲しい事故や事件の後に、芸能人のスキャンダルを流し、先ほどまで悲しげな表情をしていた連中が、へらへら笑うという無神経さは、どうにかならいのか。 また同じく、悲しい事故や事件の後に、保険屋のCMが流れた時もあったような記憶もある。 北などこき下ろして、溜飲を下げたところで「拉致」も「核」も解決などしない。そんな報道を望んでいるのではない。 現状の正確な情報と分析、そこから導きだせる、最良の策を聞きたいのが、視聴者の本音だろう。視聴率さえ取れればよいというのでは、情けない。 「いじめ」「未履修」も然り、最初は白を切る、逃げ場がなくなるとぺこぺこ「謝罪」する滑稽さは見ているほうが悲しくなる。 校長や教委への責めは当然だが、自治体さらに文科省への追求は生ぬるいのではないか。 穿った見方だが、ここにきて立て続けにマスコミが報道合戦に明け暮れているのは、もしかして、「教育改革」を是が非でもやりたい権力の圧力かも知れない。 そうだろう? 校長経験者で現役の教育長が、「未履修」は昔からあったと云っているのだから。文科省が知らないというのはあり得ない。 今回の件で教育現場は無力化してしまったと云えるだろう。 それどろか生徒の救済と合わせて現場の責任者も救済して恩を売っておくかもしれない。 そして「教育基本法」を通せば、ロボットになった現場の校長はなにも言えなくなる。 そうして「教育再生」が完成し「愛国児童・生徒」で溢れる「うつくしい国」が出来上がり、安倍さんは、歴史上の名総理大臣として「愛国教科書」の表紙になるのだ。 なんて、馬鹿げた想像が実現しないことを願う。 都会生まれの都会育ちの私に、故郷と言えるところはありません。 まして、住んでいる借家が廃家そのものですから、実際に想い浮かべる景色もなく、ただ、夢の中で遊んでいるだけです。 でも、この歌に接する時、硫黄島の少年兵に思いを馳せることはできます。 少年まで駆りださなければならない戦争ってなんなでしょう。 若者を権力者の犠牲にしては絶対にならない。 |
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プールサイドの人魚姫 2006/11/01 17:30 |
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dr.stoneflyの戯れ言 2007/01/05 09:45 |
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やっほ〜♪ |
まるこ 2006/11/01 15:50 |
はじめまして、TBありがとうございます。 |
dr.stonefly URL 2007/01/05 09:43 |
故郷は廃家じゃぁ困るんですよ。 |
ひこ山 2007/01/05 10:12 |
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